鹿児島県離島振興協議会 平成30年度 アイランドキャンパス事業 報告書

 

高野ランニングゼミナールについて

2019年4月より、東海大学の学生に加え、学外の方たちも対象として「より楽しく、より楽に、より健康的に、より速く走る」をテーマとした学びの場として、「高野ランニングゼミナール」を開講することとなりました。
このゼミナールでは、ランニングや短距離走の指導を通して、教える側と、教えられる側、共に成長し、自立し、人間力を高めて行くことを目的としています。
2019年度は、募集を3月から開始し、活動は1年間を区切りとして活動していく予定です。
活動内容は、日産スタジアムや東海大学での指導実習、年に4回程度の合同勉強会と、必要に応じてグループ勉強会、そして定期的に実施するE−ラーニング、そして合宿での研修会も予定しています。
下段の募集要項をご覧の上、受講に興味がある方は説明会にご参加ください。
陸上競技の短距離を専門とする方、球技系の皆さん、運動経験がそれほど豊富ではない皆さんまで、多種多様な方々が集い、それぞれが「走る」というテーマに向き合うことができれば幸いと考えています。

テーマ①「コーチすること」について考え・学ぶ
  • 社会心理学者で「The Art of Laving」の著者であるエーリッヒ・フロムや、「嫌われる勇気」の著者で知られるアルフレッド・アドラーらの考えを紐解き、スポーツの場におけるコーチングのあり方について考えます。
  • 例えば、エーリッヒ・フロムの「愛するためには習熟した技術が必要であるという考えや、アドラーの「目的論」「課題の分離」「共同体感覚」などの意味を考え、我々がどのような哲学を持って指導していくべきかについて学んでいきます。
テーマ②実際の指導を通し、指導する側される側ともに成長する
  • 日産スタジアムや東海大学で毎週開催しているアスレティクスアカデミーや、日本各地で実施している体育の出前授業、その他イベントに参加し、子どもたちに指導する経験を通して、指導スキルを高めていきます。
  • コーチングを学びながら実習に参加することで、指導スキルが上がるだけでなく、教える側も同時に成長し、自らの人間力向上を目指します。
  • 指導スキル向上に伴い、JRPO認定のランニング指導者資格を得て、指導スタッフのメンバーに登録され、有給で仕事をすることもできます。
テーマ③アスリートを目指す
  • ランニングゼミのメンバーの中には、日本のトップスプリンターを目指して日々鍛錬している選手もおります。そのようなトップレベルの選手たちと共に、正しい走法を学習し、またトレーニング方法やピーキング、メンタル面での強化など、競技者としてただ速い選手ではなく、多くの人達を感動させることが出来る真のアスリートの養成も目指しています。
    また、高いパフォーマンスを求めるだけではなく、ランニングの基礎技能を身に着け、正しいフォームで楽に長く走るための技能も身に着けていきます。
テーマ④ランニングを通した健康づくり
  • 体力の向上や健康のために走る人が多いと思います。走るということで呼吸循環器の機能が強化され、筋力持久力やスタミナが向上します。そのことによって免疫力も上がり、より健康的な毎日を送ることができるとされています。
  • また、走ることで骨も鍛えられ、骨粗鬆症の予防になったり、また、脳に対してもよいう働きが認められています。
  • しかし、必ずしも良いことばかりではなく、ケガや突然死といったリスクも報告されています。そこで、生涯に渡って如何に健康に走り続けるかについてもテーマとして研究を進めていいます。
テーマ⑤3つの間を構築し、大切にする
  • 私たちが生活していく上で欠くことができないものに「3つの間」があります。最初の間は「時間」です。オリンピックは4年に一度という時間の中で戦略を練ります。このように限られた時間があるからこそ、私達は学生生活に対して計画的な目標を持つことができます。
  • 2つ目の間は「空間」です。今私達がくらいしている環境に対して、私達は有効に活用し、大切に利用することが出ているかといえば、実際はそうでもありません。
  • そして3つ目の間は「仲間」です。恩師、先輩、同級生、見渡せば素晴らしい仲間が一緒に集っています。この3つの間をゼミ活動を通して構築し、そして活かしていく方法について学びます。
高野ランニングゼミナール